昨晩のゴールド(XAUUSD)は難しい相場だったと思う。
レンジ相場だったと言えば、それで終わりだが、
高値を切り上げて上昇かと思えば、大きく下落し・・・
安値を切り下げて下降かと思えば、大きく上げてくる。
何度か被弾(損切り)しながら、トレード回数を重ね、
なんとかこの日の収支をプラスで終えられたが、
後から見返してみると、感情的に無駄なトレードが何度かあったな・・・
という感じだ。
この日の考察として、大きな流れは下落。
なので、上図の①ラインを最終的な損切りラインとし、
上昇後、反転のプライスアクションで戻り売りを考えていた。
しかし、ショートポジション保有で、②の高値切り上げが発生し、
上昇の勢いが強まり、①のラインも抜けるのではないかと思い、
損切りし、反転のロングポジションを取る。
結果的にロングを取ったところが、高値となり、
そこから下落して、今度は高値を切り下げていたので、
やはり当初の考え通り下落と考え、ショートポジションを取る。
思惑通りの下げで、幾つかのショートポジションを積み増しして
なんとかこの日の収支をプラスで終えられた。
でも、これは単なるラッキーだったと思う。
最初のトレードシナリオで考えた損切りラインまでポジションを保有していれば、
最初のショートポジションで損切りせずプラ転していたからだ。
このように最初に考えたトレードシナリオが妥当か否かも重要だが、
考えたトレードシナリオに忠実に行動できるかも重要だ。
このようなトレードを続ければ、いずれ大きな痛手を負うことになるので
今回のことはしっかりと猛省したい。
最後に終わってみればこの日の相場は③のようにダイヤモンドフォーメーションだった。
難しい相場だったが、
結局、難しい相場に手を出さず、
如何に易しい相場でトレードするかの見極めがポイントだ。