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トレードノート

ナウキャストの重要性トレードノート vol.38

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2025年9月4日(木)、この日のGOLD(XAUUSD)は、

昨晩にこれまでの最高値を更新。

これが大きな負けにつながる目眩しになった。

 

自分の思考が下落は限定的、上昇は青天井・・・

そんな状態になっていたと思う。

 

これからの相場がどうなる可能性が高いかを判断する上で、

これまでの相場の流れを確認するのは大事だが、

それだけで今の状態(ナウキャスト)を判断してはいけない。

ここまで下がるとは予想出来なかった。

 

でも、昨日に最高値更新という情報が無かったら

違った結果になっていたかもしれない。

それだけ、自分の思考が上方向にバイアスがかかっていたということ。

現状がどういう状態か冷静に見れば、

まだロングエントリーするところではないことはわかっていたと思うし、

これまでならロングエントリーしていないだろう。

 

常に相場をフラットな思考で捉え、現状を判断する。(ナウキャスト)

これがこの日の反省点であり、改善点の全てだろう。

 

・上位足(1時間足で主に環境認識に使用)

・現在足(15分足で主チャートとして使用、トレードエントリー&決済の基準に使用)

・下位足(5分足で主にエントリータイミングに使用)

 

・詳細

まず、ナウキャスト(相場環境)から。

昨晩にこれまでの最高値更新後、少し下落したところで横ばいとなっている。

1時間足チャートの②

 

ただ、過去チャートとして見ると、MA7を下抜けて

上抜け出来ずに横ばいが続いているので、まだどちらとも言えないし、

MA21と乖離も大きいので、MA21に向けた下落は考えられるところ。

少なくてもMA7を上抜けるまではロングしてはいけない。

 

これは同じチャート内の①でも示すように、MA7より下で推移している間は

上昇圧が低く、上昇しても戻される可能性が高い。

MA7を上抜け後、サポートを確認してから急上昇となる可能性が高い。

(下落の場合は全て逆の動き)

 

・・・・・

 

15分足チャートでも1時間足同様、上方向を示唆するチャートパターンになっていない。

直近の高値は上抜けてしないし、安値は更新している。

15分足チャートの③

 

そして、コツコツドカンの引き金となったロングエントリーが、

ちょうど戻り高値の付近。

エントリー後、1つナンピンを指した後、反転して1万ちょっと含み益になったところ

利食いを考え始めたら急激な下落が始まった。

 

今思っても仕方がない事だが、このまま最高値付近までダブルトップをつけるにいくと

考えた自分が恥ずかしい。

 

冷静に考えれば、MA21とMA7が下向きなので、MA84に向かって下落は考えられたし、

つい数日前のトレードノートでは同じケースで同じ考えでショートエントリーし

利益も上げている。

 

なぜ・・・この考えができなかったのだろう?

全ては「最高値更新」これに惑わされてしまったのだろうか?

そこはもう少し自問自答を繰り返し、しっかり原因と対策を考えていきたい。

 

・・・・・

 

その後は、見ての通り。

負けを取り返そうと大きく下落しているところでトレードしているが、

完全にティルト状態に落ちている。

その後、ダウ的上昇転換を見てトレードしているが、

15分足チャートの④

 

一度ティルト状態に落ちると、そんなにすぐ復活できるものでもない。

大きな負の流れに飲み込まれた感じだ。

 

・・・・・

 

・総括

この先どうなるかを判断する材料として過去の値動きは必要な情報だが、

ナウキャストにおいて、惑わされるものであってはならない。

大きな流れは上昇だが、現在は上昇ではない。

ということをこれまでなら出来たはずが、今回は出来なかった。

 

今一度、マイルールを再認識し、ルール通りにトレードする。

このことに注力しよう。

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