2025年9月5日(金)、この日のGOLD(XAUUSD)は、
夜に米雇用統計という大きな指標発表が控えていたこともあり、
日中は小動きが予想される。
なので、トレードはあまり大きな値幅を狙わず、
スキャルピングに近い、短期的なトレードで収益を上げていきたい。

前日の大負けがあったが、
それはそれで、原因をはっきりさせ、対策を考えたので、
気持ちを切り替えてトレードに臨むことができたと思う。
ただ、2回目のトレードは結果オーライではあるので、
しっかり反省点として振り返り、改善に繋げたいと思う。
・上位足(1時間足で主に環境認識に使用)

・現在足(15分足で主チャートとして使用、トレードエントリー&決済の基準に使用)

・下位足(5分足で主にエントリータイミングに使用)

・詳細
まず、ナウキャスト(相場環境)から。
先にも記したが、夜に大きな指標を控えているので、
日中はボラティリティが低下する可能性が高い。
直近の高値と安値の範囲で三角持ち合いをイメージ。
1時間足チャートの①
なので、短期的な流れに沿ってトレードしていきたい。
だが、高値または安値を更新するまでは大きく伸びることは低いので、
BB(ボリンジャーバンド)の±2σくらいを目安にしっかり利食っていきたい。
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昨晩から短期的な流れが上方向と認識したので、
1時間足チャートの②
その中で大きな陽線(エンゴルフィンバー)が発生したので、
短期的に上昇すると考え、ロングエントリー準備。
その後、15分足で押し目を待ってエントリーしようとしたが、
思いのほか押しが浅く反転上昇しそうだったので、
ちょっと高い位置だったがロングエントリー。
そしてBBの+2σタッチで決済とした。
過去チャートとして見た場合、
その後の押しが強まり、15分足チャートの④が理想的な
エントリー箇所と思えるが、ここまで下がってきて
反転の上昇をリアルタイムで判断するのは結構難しいと思う。
まず、押し目がここまで深くなるかどうかは結果論的なところもあり、
自分がエントリーした箇所が押し目となって、
そのまま上昇するケースも考えられるからだ。
ただ昨晩から今朝にかけての値動きは、下位足レベルだが、
高値切り下げ、安値も切り下げで下降に向いている。
MA21とMA7の関係もMA7がMA21に対して下に位置するため
直近の値動きは下降傾向だ。
これはリアルタイムでも客観的に判断出来るはず。
そこへ、強い上昇を示す大陽線(エンゴルフィンバー)発生で、
下降傾向を打ち消し、上昇傾向に切り替えたのち、
安値切り上げでダウ的上昇転換を確認出来るのが④のところなので、
このように丁寧に順をおって確認していけば、
リアルタイムでも読み解くことが必ず出来るようになるだろう。
つまりは安直にならず、
丁寧に根拠を積み上げてエントリーチャンスを見極めようということだ。
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そういう意味ではその次の⑤では、少しショートは取りにくいかもしれない。
なぜなら、下位足でダウ的下降転換していないからだ。
MA21とMA7の関係は、直近の大陰線(エンゴルフィンバー)で
デットクロスしてMA7がMA21の下に位置し、
且つ、MA21の下で値動きが抑えられ(レジスタンス)下落しているので
下落の勢いが強いの判断出来るが、すぐ下にMA84が待ち構えており
ショートをここから積極的にとっていくのは難しい。
だが、実際のトレードはロングであり、これはナウキャストを見誤っている。
なんとか利食いで逃げてはいるが、正しいトレードとは言えないので、
気をつけるようにしよう。
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・総括
1時間足の現在の流れに沿ったトレードをしよう。(ナウキャスト)
そして、大陽線、大陰線(エンゴルフィンバー)は、流れを作るサインとなり得る。
ナウキャストでの流れに対して同じ方向ならエントリーのチャンス。
しかし、このローソク足が発生してもすぐにエントリーしてはいけない。
押し戻しを待って、エントリーする。
押し戻しがどこまでかは難しいが、1つの基準としてFR(フィボナッチリトレースメント)はありだと思う。
その他はローソク足プライスアクションだ。(ピンバーや、包足など)
こうした相場判断とトレードは1つ1つ丁寧に確認し、根拠を積み上げたのちに行う。
そうしてトレードスキルが磨かれ、いずれ結果に表れるだろう。