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トレードノート

エントリー後、決済判断の改善点 トレードノート vol.35

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2025年8月29日(金)、この日のGOLD(XAUUSD)は、

この日も上がりきった高値から少し下げたところからのスタート。

これで3日連続の高値付近からの始まりだ。

 

なので、日中は昨日、一昨日と同じで下降の流れがはっきりしたら

ショートでついていきたいと思うし、

大きな流れは上昇トレンドなので、上昇転換が確認出来たら

ロングを狙っていきたい。

 

だけど、ロング狙いに変わるのは早くて夕方のロンドン時間、

もしかしたら夜のニューヨークまでかかるかもしれない。

この日のトレードはナンピンも含め4回。

最近少しずつではあるが、淡々とトレードがおこなえるようになったと思う。

 

以前は、勝ちトレードの後に、次のトレードで負けてせっかくの勝ちを失うのが怖くて

トレードを躊躇したり、逆に負けトレードの後に、すぐ負けを取り返そうとトレードして

傷口を大きくしたり・・・

そんな感情的なトレードをしていたが、

今はチャンスならトレードし、結果が勝っても負けても次、と切り替えができるようになってきたと思う。

 

これもトレードノートをつけるようになってからかな。

やはり自分を何らかの方法で客観的に見ることは大事だ。

 

・上位足(1時間足で主に環境認識に使用)

・現在足(15分足で主チャートとして使用、トレードエントリー&決済の基準に使用)

・下位足(5分足で主にエントリータイミングに使用)

 

・詳細

まず、ナウキャスト(相場環境)から。

最初にも記したが、昨日、一昨日と全く同じ、高値からのスタート。

この2日の流れは、いずれも日中は調整の下落、

そして夕方から夜は上昇。こんな感じ。

 

なので、この日も1時間足チャートのMA7の下抜けを確認後、

MA7がレジスタンスとなる間は調整の下落と判断し、その中をショートで狙いたい。

 

・・・・・

 

そして9時台に想定通りの値動きがあり、確定足を待ってショートエントリー。

(1時間足チャートの①)

 

だが、またしても思惑通りの下げが強くならず、

上げ下げの中で感情が振らされてチキン決済してしまった。

 

利食いのタイミングはMA21と考えていたし、

そこまで結果的に到達していることから、相変わらず何をやっているのか・・・

エントリーに至るまでのプロセスは改善されたものの、

エントリー後に感情的になっている。

 

そもそも、値動きのスピードや方向は自分でコントロールできるものではない。

つまりコントロール出来ないことに感情を振らされているということに

まず気づく必要がある。

 

これはエントリー前に5分足でタイミングを測ってエントリー後、

そのまま5分足を表示していることに起因しているかもしれない。

 

なるべく相場を見ずに定期的(例えば15分とか30分とか1時間)にのみ

値動きを確認し、決済するか否かを判断するようにしてみたらどうだろうか?

改善案として考えてみよう。

 

・・・・・

 

そして、午後15時以降になって反転の兆しが見えてきた。

まだ反転したと判断するには時期尚早なのはわかっていたが、

取り逃すのを恐れて、ロングエントリー。

それが、1時間足チャートの②の辺り。

 

だが、これが失敗だった。

常に値動きを見ていて、「何かおかしい・・・、本来ならここで上昇してもいいのに」

そんな違和感からチキン決済したのが結果的にプラス決済につながった。

 

これは結果オーライ的な部分と、

ちゃんとルール化して、逃げの決済でプラスに出来た事の

2面性があり、今回のケースをしっかり検証して今後に生かしていきたい。

 

・・・・・

 

まずは1時間足チャートでの②の辺りを見ると、

MA21を陽線の実体レベルで上抜けて確定しているため、

上昇転換を示唆する状態だ。

 

しかし、次のローソク足では前回の陽線の実体部分を全戻しする陰線が発生しており、

尚且つ、MA21を下抜けて確定しているので、またぎ返しの発生だ。

 

なので、陽線確定後、次の陰線がMA21の上で終わっていれば

上昇転換として判断出来るが、全戻し、しかもMA21を下抜けてるので、

この段階では下落継続となり、次の値動きは長い陰線となっている。

 

なので、今後は反転を判断する上で、抜けた後のサポート(レジスタンス)のちゃんと確認をしよう。

 

・・・・・

 

ちなみにこの1時間足チャートの一番最後、

何も印がついていないが、過去チャートとして見た時に気づいたのだが、

BB(ボリンジャーバンド)の−2σからの反転と包足が発生しているのがわかる。

 

つまり、ここから上昇が強まることを示唆しているので、

このまま前回の始値より上で陽線が確定するなら、

SLを安値の少し下に置いてロングは「あり」だろう。

 

・・・・・

 

その他、15分足過去チャートでを見た場合、

いずれも追随トレードとして、③、④、⑤、⑥がトレードチャンスだと思う。

⑥のところでは、ルール通りであれば損切りにかかるかもしれない。(ギリギリかからないかも・・・)

 

また、⑦は5分足的にはダウ的上昇転換しているので、サインは出ていないが

最後の大きな陰線で目先、下方向継続が示唆できるので、それについていけるか否かだろう。

 

・総括

エントリータイミングを測る5分足チャートでエントリーするのは良いが、

そのまま5分足チャートを見続けたために感情的に決済してしまう問題がわかった。

 

今後はエントリー後、15分足または1時間足チャートで

時間足ごとに相場を見るようにしてみようと思う。

 

そうすることで細かい値動きで感情が振らされず

少し高い視点から相場を見れるようになるかもしれない。

 

もちろん、過去チャートだから出来るという側面もあるだろうが、

経験と検証を繰り返しおこなって、

リアルタイムでも判断出来るよう、スキルを上げていこうと思う。

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