2025年9月2日(火)、この日のGOLD(XAUUSD)は、
先週末の夜に指標の影響なのか不明だが、少なからず影響があったと思われるが、
急上昇し、実体レベルでの最高値を更新。
さらに昨日はそこからもう一段、高値更新して、
残すはヒゲを含め最高値を更新するか否かの状態だが、
更新は時間の問題だろう・・・

9月1日はシステムに不具合が発生したようで、ゴールドの取引が午前中出来ない状態となり、
他にもやる事があったので、ノートレードとした。
そして9月最初の成績はマイナス収支となった。
ティルト状態(感情的)に陥るとやはり結果につながらないものだ・・・
・上位足(1時間足で主に環境認識に使用)

・現在足(15分足で主チャートとして使用、トレードエントリー&決済の基準に使用)

・下位足(5分足で主にエントリータイミングに使用)

・詳細
まず、ナウキャスト(相場環境)から。
これまでの最高値までもうわずか・・・というところで推移。
安値を切り下げる動きが無いので、このまま最高値を更新するのも時間の問題だろう。
なので、トレード的にはロング狙いなのだが、
高値を掴んで逆行されるのが嫌なので、深い押し目を待ちたいが、
そのような押し目が今日訪れるとは考え難いかな。
薄利を狙ったスキャルトレードになるかもしれない。
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10時以降、上昇の勢いが増してきた。
そして、ついにその時が・・・最高値を更新。
その後、最高値を更新してさらにぐんぐん上昇する感じだったので、
やや飛び乗りではあったが、ロングしたところ捕まった。
1時間足の残り10分で、急激な下落に遭い、
ナンピンを差して何とかトータルプラスでトレードを終えられたが、
10時50分まで上昇後、1時間足の確定まで残り10分で強烈な下げで、
確定足で更新を阻止したい思惑が大きく働いたのだろう・・・
やはり重要な高値や安値ではこうした事が起こるんだと今回、改めて認識しておこう。
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その後、ボラティリティが低下したので、
少し休憩ののち、15時くらいから再び相場を観察。
高値更新後、ほぼ横ばいの値動きによってMA7に近づいてきたので、
MA7タッチ後、MA7に沿って再び上昇を期待したが、割り込んできたので、
MA21タッチからの反転上昇に期待。
FRの61.8%にも反応していたので、16時以降の上昇期待でロングエントリー。
SLは1時間足チャートの①のラインに置く。
しかし、期待とは異なり下落継続。
ドル円、ポンドドルともに一気にドル買いが進んでいたので、
それに引っ張られたのだろう。
それでも下落がこの程度で済んでいるのは、やはりゴールドの買いが強いんだろう。
結局、2本のナンピンを追加するも
なかなか反転の上昇はせず、15分足MA7を上抜けが後の反転下落によるまたぎが発生したので、
(売りサインも発生したので)下落継続と判断し、損切りとした。
15分足チャートの④
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そして夕飯を済ませ、再び相場を見ると。
先程決済したところから反転上昇してるじゃないか・・・
当初に置いたSLにもかかって無いので、そのまま放置してればプラス決済できた。
何となく今日は噛み合ってない感じだ。
その後、15分足チャートのMA21を上抜けてローソク足が確定したので、
上昇再開と判断し、ロングエントリー。(15分足チャートの⑤)
SLは直近安値に置く。(15分足チャートの⑥)
しかし、またも反転の下落。
安値切り上がりのトレンドラインを意識しながら、
ナンピンを2本差して、かなりヒヤヒヤだったが、反転上昇したところでプラス決済。
15分足チャートの⑦
そのまま放置していれば、自分が想定したTP
(1時間足チャートのBB+1σを想定)まで到達していた。
何ともチグハグな1日だが、結局自分をまだ信用出来てないのだろう。
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この日は「最高値更新」が強く印象付けされて、それで上昇方向にバイアスがかかってしまったようだ。
トレードを終えて過去チャートとなって見ると、
これまでと同様に1時間足チャートの②で、MA7を陰線で下抜け確定後、ショートエントリー。
そして、陽線ピンバー発生後(BBの−1σタッチ後の反転も冷静でいれば気づけたはず)、
これ以上下がらないのを次の足で確認後、ロングエントリー。
1時間足チャート③
普段通りなら上記のようにトレード出来たはず。
それが出来ず、上方向しか見ていなかったのは、「最高値更新」という状況が強く印象付けされてしまい、
いつも通りの思考では無かったのだろう。
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この日のチグハグなトレードとなったのには原因があった。
後になって客観的にこのトレードノートを記していると、
明らかにポジション保有中の値動きに対する判断が感情的だったと思う。
エントリー前にしっかりシナリオを立てたり、
自分のルールに従って売買サインを出すインジケータを使用したりして
なるべくティルト状態(感情的な状態)にならない注意していたのだが、
ポジションを持ってからの値動きでティルト状態に陥っていては意味が無い。
エントリー時に置くSLについて過去検証したところ、
自分が置いたSLにかかる可能性が低く、
しっかり思惑の方向に動くケースが確率的に高いことがわかった。
なので、エントリータイミングが早すぎて含み損が多くなるケースは多々あるが、
方向的には間違っていないケースが多いので、
最初に置いたSLまではキープするのが最善としっかり認識する必要がある。
そこをしっかり信じることが出来るか否か、
自分を信じる事が出来なければ、何をやっても上手くいかないと思うので、
自分を信じれるよう練習と学習を積んでいく。
・総括
ここを下抜けたら上昇トレンドが崩れると自分で判断したSLにかかる前に
ビビって損切りしてしまった。
これが今日の全てだろう。
ティルト状態に陥ったトレードにならないよう、
あらかじめシナリオを立ててトレードしているにも関わらず、
その通りにトレード出来ていない。
一時的な反転はあったものの、あらかじめ立てたシナリオ通りの値動きになっているので、
ポジション保有時に如何に感情的にならないかがポイントになってくる。
現在、TPをかなり遠くに置いているので、
もう少しシナリオを考え、TPをSLと同様に現実的なところに置くようにしよう。
そして、あとは放置するくらいのイメージでトレードするようにしよう。
後は、TP手前に通知を設置して、含み益になったら通知となるようにしてみるのもいいかもしれない。
値動きを長く追ってしまうと感情的なトレードになってしまうので、
なるべく値動きを追わなくて済むような工夫を考え、試していこう。